湯浅さん(ピアニスト 女性) ワークショップ

2020.05.28
 

昨日はありがとうございました。
いちばんの発見、大きなことです。
わたしの体も楽器の一部なんだ!ということです。
私は長いことピアノを弾いていますが、自分が楽器とは思えていなかったんです。
ボーカリストは、わかりやすい。人が音を発音するので。ピアノを弾く私は、自分が楽器であることが意識できませんでした。

だから、昨日、2回目にピアノを鳴らしたとき、1回目の音ととても違う音が出たので、驚いたのと同時に、自分の腕から音が出た、という感覚が感じられました。
「楽器を鳴らすこと」は、ピアノのレッスンでもやってきていて、打鍵の仕方、鍵盤の使い方などで、それなりに鳴ってくれている時もあったと思います。
でも、そういうことではなく、体の状態による音の変化を知ることができました。
ピアノの先生がいう「力を抜く」とか「楽に」とかそういう言葉と結びついてくるものかもしれません。
改めて弾き方、音の出し方を研究しようと思います。
「がんばらないこと」わかった部分とまだわからない部分がありますが、「必要なこと」を上手に選択していけるように、考えていこうと思います。

4時間あっという間に過ぎました。
体そのものの緊張と精神的な緊張は、つながっていることも多いです。
まだはっきりとはしませんが、人前で演奏するときの緊張を和らげる、ヒントをいただいたような気がします。
ありがとうございました。