なかなか報告があげられず、ちょっと古い話になってしまいました。また、レッスンが楽しすぎて写真を撮るのもよく忘れます。
すてきなこの一瞬を残してくれる写真は、あとで見るといろいろなことを考える助けになるのですが、その場にいるときはその場にいることに浸りがちです。
今回は、「集中」ということもテーマでした。
私たちが「集中している」と普段思っているときは、1点に焦点を当ててそこに向かい、周囲を切り捨てていることがあるように思います。
本来の「集中」という意味は全体を「統合する」という意味だ、とパトリック・マクドナルド先生は言っています。(「アレクサンダーテクニーク ある教師の思索」幻冬舎をご覧ください。ちゃっかり宣伝)
周囲を切り捨てた「集中」は息苦しいかも。
視界がひろく、呼吸がゆたかで、ある空間、ある時間のなかで周囲と繋がり、「現在」のなかに統合された私。
歌を歌ったり、舞台上で演技をしたり、といったパフォーマンスの場面だけでなく、日常での自分の集中はどちらに向かっているか。
参加者の皆さんからは、「集中」の新しい体験をした、という感想をいただきました。
次回は12月6日(木)19:00からです。
年内は12月19日。年が明けて1月17日、1月30日を予定しております。ぜひ、ご参加ください。